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2017.05.23
歩行中の交通事故死者数は
平成20年から自動車乗車中の交通事故死者数を抜いて最も多くなっています。
歩行者事故対策は交通事故死傷者の削減の為、最重要課題の一つとなっています。
特に私たちが日常利用する「生活道路」と呼ばれる自宅周辺の道幅の比較的狭い道路では
周囲の子供たちが関わる歩行者事故は他の道路に対して減少幅が少ない状況にあります。
生活道路上の歩行者事故の特徴
昼間の時間帯に多く、特に夕方の15時~18時に多く発生。
遊戯中や登校・下校中の12歳以下の子供歩行者と四輪車の事故が多い。
単路、交差点ともに横断歩道外横断中の事故が半数以上を占めている。
四輪運転者側の事故要因は、「安全不確認」、「徐行場所違反」、「安全速度違反」が多い。
子供歩行者側の事故要因は、「飛び出し」、「横断違反」が多い。
事故を起こさないための注意点
生活道路を走行する場合は、万一の事故のリスク軽減からも時速30km/h以下で
且つ安全を確保できる低速度で走行することが求められます。
子供を見たら、その動きを注視すると共に
すぐに止まれる速度まで減速するなど、子供の安全に十分配慮しましょう。
左右の建物や駐停止車両の陰から子供が飛出してくる「かもしれない運転」を励行しましょう。
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